ハイキング 『旭川市嵐山公園』

嵐山展望台からの眺望

旭川市嵐山公園の概要

概要

嵐山公園は、旭川営林局所管の国有林地区を昭和32年に無償貸与を受けたことに始まります。水源涵養林、風致保安林の指定地区であることから、樹林保存と市の外周に緑を残した市民レクリェーションの場として整備を図り、昭和40年11月風致公園として開園しました。

市の中心部から西方約5kmの山岳丘陵地にあり、明治期に開拓使が視察の折、京都の嵐山に似ていることから名付けたとされており、「嵐山と嵐山からの眺望」は旭川八景に選定されています。

春から秋にかけて行楽や散策、遠足等の場として多くの市民が訪れ、冬にはスノーシューを使った散策が楽しめます。

嵐山一帯の豊かな樹林地には、蛇紋岩土壌の特徴を受けた植生となっており、学術的にも貴重な植物が多数確認されています。

出典「嵐山公園」『旭川市公園緑地協会』
2015年2月8日現在

標高

253m

主な登山ルート

  • 北邦野草園コース
  • 道道1125号線から続く砂利道コース
  • 道道98号線から続く砂利道コース
  • リンク

  • 「嵐山公園」『旭川市公園緑地協会』
  • アクセス

    JR旭川駅から旭川電気軌道バス 3番•33番近文25丁目行き 北邦野草園入口で下車

    無料駐車場あり

    山行内容

    登山形態

    ハイキング

    日程

    2014年5月11日

    ハイキング

    自宅〜道道1125号線〜嵐山展望台〜北邦野草園〜国道12号線

    メンバー

    親子2名(娘:小5)

    アクセス

    徒歩

    地図

    コースタイム

    自宅発

    旭川の嵐山は過去に北海道百名山にも選定された山で(新版 北海道百名山からは除外された)、展望台からの眺望は旭川八景にも選ばれているスポットである。

    自宅から5km程の所にある嵐山公園内の嵐山展望台へ小5の娘と自宅から徒歩で向かった。

    嵐山は地元の園児や小学生が遠足で行くほど身近で気軽に登れる山である。過去にランニングで何度か頂上付近の駐車場までは行ったことはあったが子供と一緒に行くのは初めてで、なおかつ往復10km強の行程には少なからず不安もあった。

    嵐山展望台への青看板 嵐山展望台への青看板

    行きのコースはランニングでも利用した旭川鷹栖インター近くの道道1125号線側から登るコースを選んだ。田舎道だが標識が出ているのでそれに従っていけば展望台の方へ行くことができるので迷わずに済むだろう。

    登山口

    嵐山への登山道 カタクリの花

    自宅から嵐山登山口までは歩道、登山口から展望台までは砂利の車道を歩かねばならず登山的な雰囲気はイマイチなハイキングだが時期外れの桜やカタクリが何箇所かで咲いていて娘は十分満足したようだ。シーズン柄、山菜採りの車が多く結構なスピードで土埃を巻き上げ走り抜けていくので前後に注意が必要であった。

    休憩小屋?

    嵐山の小屋 嵐山の小屋前のベンチなど 嵐山の小屋前広場

    山頂手前500mくらいの所にログハウス風の建物がありトイレも完備されていた。…が、虫の死骸などが多かったらしく娘は用を足せずに戻ってきた。

    小屋の前には空き地があり季節は少し遅めであったにも関わらずカタクリなどのキレイな花がたくさん咲いていた。遠足でお弁当を広げるにはぴったりの場所だ。小屋横にはベンチやテーブルが設置されていて小休止するにもいい場所だった。

    嵐山展望台

    嵐山展望台への案内板 嵐山展望台駐車場の木道

    ここまで来ると展望台まではあと少し。案内板に従って提示を左に折れアスファルトの道を行くと展望台の駐車場に着く。展望台は夜景スポットになっていて夜景を見る際はここを利用するようだ。駐車場は車10台ほどが止められるスペースがあり、旭川市街とは反対の鷹栖側の景色が一望できる。駐車場からは展望台へつながる立派な木道も整備されていた。

    登り始めてから40分、途中休憩を挟み展望台に到着した。展望台は以前はコンクリート製だったが、数年前に建て替えられたものらしく景観に溶け込むよう木造になり、なかなかおしゃれな建物になっていた。当日は天候も良く遠くの大雪山連邦が一望できた。

    北邦野草園方向へ

    嵐山展望台と北邦野草園の間の案内板

    展望台にあるベンチに座り景色を楽しみながら休憩したあと北邦野草園側へ下山を開始した。

    嵐山展望台と北邦野草園の間の散策路

    最初の数分は尾根伝いの緩やかな下りが続く。そのまま進んでいくと斜度は多少急になり高い木に囲まれた場所に出る。ここら辺で一本道ではなくなるが迷う程の分岐ではないので心配する必要はない。

    森林浴をしながら600mほど下ると北邦野草園横の登山口にでた。

    同地域にある「伝承のコタン」を10分位見学した後、オシャレな家が建ち並び陶芸やカフェでここ最近よく耳にする「北の嵐山」を抜け国道12号線にでた。

    あとは国道に沿って3km位の道程を家まで歩くだけだ。妻に無事ここまで来たことを電話で伝えると近くに買い物に来ているということでそのまま迎えに来てもらい今回のハイキングを終えた。


    2015年2月11日