サイトマップ 大雪山系旭岳 十勝岳連峰十勝岳 手稲山 富士山 Topページ > 山登りの基本 『行動編』 山登りの基本 『行動編』 1 ルール・マナー 2 楽しむ 3 食事 4 トイレ 山を楽しむために 登山の楽しさは山を登ることだけではなく、それに向けた準備や記録などをまとめたりするところにあると他のページで書きましたが、なんだかんだ言ってもやっぱり実際に山を登っている時が一番楽しいのではないでしょうか。急に視界が開けた時の景色や登頂時の達成感は最高ですよね? 山を安全に登るための技術や山の天気の読み方などはまだまだ登山初心者である僕が書くには難易度が高すぎるので他の良サイトや良書を見ていただくとして、このページでは気持ち良く登山するためのルールやマナー、登る以外の楽しみ方、食事、トイレについて触れたいと思います。 1 ルール・マナー 皆が幸せで楽しい登山ができるよう山や他の登山者に対するマナーを守るよう心掛けたいものです。そのためにはまず山でのルール・マナーを知らなければなりません。代表的なものを紹介するのでまずはここからやってみてください。 あいさつ 他の登山者とすれ違う時には必ず挨拶をしましょう。気持ちがいいだけではなく遭難時に役立ちます。特に登山者の少ない山では相手の服装や年代など特徴を覚えるように心がけたいですね。 すれ違う時は登る人が優先 グループの人数など状況によって変わることもありますが、基本的には登る人が優先です。これは登る人の方が体力的にキツイのでできるだけペースを変えずに登ってもらうためです。立ち止まることによって休憩できると思うかもしれませんが完全に止まってしまうと足が重く感じてしまうことがあります。 ローインパクトを心がける ここでいうローインパクトとは「山に与える影響を極力抑える」ということです。 具体的には山にゴミを捨てない、登山道以外を歩かない、トレッキングポールの石付きにはキャップをつける、高山植物や石を採取しないなどです。トイレの問題もありますがそれについては別の項で触れたいと思います。 登山道をふさがない 特に狭い登山道での休憩時にやりがちなのですが高山植物を踏まないようにと気をつけているうちに皆で道の内側に寄ってしまい登山道をふさいでしまうことがあります。道の狭いところではできるだけ休憩しないよう心がけましょう。 休憩時だけではなく歩行時も注意が必要です。グループ登山で会話をしていると後ろの人の声は前の人に聞こえるけどその逆は思っている以上に声が届かないため、気がついたら横に並んで歩いてしまっていることがあります。追い越しやすれ違いの邪魔にならないよう気配りが必要です。 2 楽しむ 登山は頂上を踏むことだけが楽しいのではなく、その楽しみ方は人それぞれだと思います。テン泊、山岳写真、SNSへの投稿、山ごはん、ファッション、山道具、山野草、バードウォッチング、絵画、山ガールとの出会い…。多くの時間と労力をかけての登山だからこそ欲張って楽しみたい! 僕の場合は、このサイトのための記録取りがそれに当たると思います。計画の段階から始まり登山中、下山後のウェブページの作成までが一連の流れで楽しむことができる。1回の登山で何度も楽しむことができます。もちろん人によっては何の面白みもない作業かもしれませんがやってみると意外に楽しいものですよ! ウェブサイトを作るとまではいかなくても自身の山行記録をまとめてみてはいかがでしょうか?デジカメさえあればやり方は簡単です。GPS付きのカメラだとなお良しですが、カメラでなくてもスマホなどのカメラ機能で十分です。僕もiPhoneのカメラを使って記録取りからウェブサイトのための写真も撮っています。高性能な一眼レフカメラで撮影したとしてもウェブサイトにのせる際に画質を落とす必要があるのでそこまでのカメラは必要ないのです。 記録取りの方法はいたって簡単!各ポイント(要所)で写真を撮るだけです。どこで写真を撮ったかわかるよう案内板などを撮影するといいでしょう。山行の記録のためなので画質や被写体にこだわる必要はありません。デジカメなどで撮影した写真には撮影日時が記録されますし、GPS機能を有したものであればジオタグといって撮影場所も記録されるので帰宅後写真を確認した際に撮影場所とその時刻がわかるのです。あとは山行ノートを作って時間と場所を書き数枚の思い出の写真を貼るだけでそれなりの山行記録になります。記録にカメラを使い始める前は要所や休憩毎に地図を広げ時間やメモを書き込んでいたのですがこれがなかなか面倒で、また初心者ゆえに現在地の把握も微妙だったのでまともに記録を残せていませんでした。手間を楽しむというのもありますが手間をかけないのが何かを続けるためポイントなのかもしれません。 3 食事 山で摂る食事っていいですよね?山ごはんに憧れている方もいるのではないでしょうか? 僕はもともと山道具が好きで登山を始めたので初めての日帰り登山では何の迷いもなく山頂で道具を広げてお湯を沸かしコーヒーを淹れて飲みました。が、それも最初の1回だけ。たぶん1度やればわかります。日帰り登山にとって山頂はただの折返し地点や通過点であって、どっしりと腰を据えて休む場所ではないと思うんです。山にもよりますが山頂は狭く風が強くて寒いところが多いんですよね。そして何より他にやっている人を見たことがありません。たぶん費用対効果が悪すぎるって知っているんだと思います。安全を考えるのなら早めに下山を開始した方がいいですもんね。それ以来山頂用の缶コーヒーを持って登るようになりました。 食事はもっぱらコンビニおにぎりです。他にも予備食や行動食としてナッツ類や大福などいろいろ持って行きますがどれもだいたいコンビニで調達してます。本音を言えば家族が用意してくれたお弁当を食べたいのですが、登山の日は朝早いのでそれよりさらに早く起きてもらって弁当作ってもらうのも気がひけるし、前夜に作ってもらったのを持っていくのも何だかなぁということで、結果コンビニおにぎりになりました。 食事についてちょっとネガティブなこと書かせてもらってますが、本当は山ごはんデビューしたいんです。そのためにもテン泊デビューしたいなと思ってます。 4 トイレ 山での心配事の一つとしてトイレ問題は外せません。みんなどうしてるんでしょうか?僕は今のところ幸運なことに山で大きい方の便意をもよおしたことがありません。それだけ登山回数が少ないってことでもあるんですが本当どうしてるんですかね?男の小や森林の中とかならまぁわかる気がするんですが森林限界を超えたところってどうしてるんでしょうかね?どのサイトを見てもはっきりと書いてないんです。本音と建前、考えるな感じろってことですかね。山小屋のトイレを利用しましょうとか、携帯トイレを利用して汚物は持ち運びましょうとか書いてたりしますが知りたいのはそこじゃないんですよ。 汚い話になりますが、誰も教えてくれないので自分で一つずつ考えてみます。まずパンツの中に出すのか?これは当然Noです。ということはどこかで用を足すしかありません。ではどこで?樹や岩陰があればもちろん利用させてもらうでしょう。隠れる場所がない場合は?ポンチョで隠す。風でばたつきそうですがないよりはマシそうです。バックパックの影でというのもバックパックが大きければなんとかなるかもしれません。同行者にお願いして隠してもらうのも周囲の状況によってはやむを得ないのかもしれません。どの場合においても水場の近くを避けることや、水に溶けないペーパーは持ち帰る、汚物は10cm程度のところに埋めるというのを忘れてはいけません。それにしてもどの場合もトラウマものですね。2度と山登りをしなくなるかもしれません。そうならないためにも少しでも調子が悪い時には山に登らないよう気をつけましょう。 ちなみにもし山でそういう場面に遭遇してしまったらあなたはどうしますか?相手がやりたくてやっているのではないということぐらいわかるし現場を見たいとも思いませんよね?視線をはずし気がつかないふりをするのではないでしょうか。たぶん逆の立場でも同じなんだと思います。我慢しきれずに事件が起こってしまった場合は下山後も地獄です。私有車ならまだしも公共移動手段だと考えると…。きれいごとだけではやっていけない部分だと思いますので最低限のマナーは守りつつも大自然に後の処理をお任せしてスッキリするのも必要悪かと思います。 以下、正統派サイトと実践サイトの紹介です。参考にしてみてください。 社団法人日本山岳会 ー山のトイレ・マナーノートー:トイレに関する正しい知識を得ることができます。 登山でトイレに困ったら | 体験・遊びナビゲーター:グランドシートを利用した隠れながらトイレをする方法を写真付きで説明しています。 山の知識 -キジ撃ち(野グソ)基礎講座-:人として生き抜く術を授けてくれます。 2015年5月24日 山登りの基本Basics 計画編 準備編 行動編 コースタイム計算 山行記録Records 大雪山系旭岳 十勝岳連峰十勝岳 十勝岳連峰美瑛富士(敗退) 美瑛富士・美瑛岳テン泊縦走 富良野西岳 富良野岳 利尻山 雨竜沼湿原〜南暑寒岳 黄金山 手稲山 銭函天狗山 大倉山〜三角山 円山 藻岩山 八剣山 男山自然公園 嵐山公園 音江連山 天売島 羊蹄山 尻別岳 樽前山 樽前山〜風不死岳 ポロト自然休養林 ホロホロ山 富士山
山を楽しむために
登山の楽しさは山を登ることだけではなく、それに向けた準備や記録などをまとめたりするところにあると他のページで書きましたが、なんだかんだ言ってもやっぱり実際に山を登っている時が一番楽しいのではないでしょうか。急に視界が開けた時の景色や登頂時の達成感は最高ですよね?
山を安全に登るための技術や山の天気の読み方などはまだまだ登山初心者である僕が書くには難易度が高すぎるので他の良サイトや良書を見ていただくとして、このページでは気持ち良く登山するためのルールやマナー、登る以外の楽しみ方、食事、トイレについて触れたいと思います。
1 ルール・マナー
皆が幸せで楽しい登山ができるよう山や他の登山者に対するマナーを守るよう心掛けたいものです。そのためにはまず山でのルール・マナーを知らなければなりません。代表的なものを紹介するのでまずはここからやってみてください。
あいさつ
他の登山者とすれ違う時には必ず挨拶をしましょう。気持ちがいいだけではなく遭難時に役立ちます。特に登山者の少ない山では相手の服装や年代など特徴を覚えるように心がけたいですね。
すれ違う時は登る人が優先
グループの人数など状況によって変わることもありますが、基本的には登る人が優先です。これは登る人の方が体力的にキツイのでできるだけペースを変えずに登ってもらうためです。立ち止まることによって休憩できると思うかもしれませんが完全に止まってしまうと足が重く感じてしまうことがあります。
ローインパクトを心がける
ここでいうローインパクトとは「山に与える影響を極力抑える」ということです。
具体的には山にゴミを捨てない、登山道以外を歩かない、トレッキングポールの石付きにはキャップをつける、高山植物や石を採取しないなどです。トイレの問題もありますがそれについては別の項で触れたいと思います。
登山道をふさがない
特に狭い登山道での休憩時にやりがちなのですが高山植物を踏まないようにと気をつけているうちに皆で道の内側に寄ってしまい登山道をふさいでしまうことがあります。道の狭いところではできるだけ休憩しないよう心がけましょう。
休憩時だけではなく歩行時も注意が必要です。グループ登山で会話をしていると後ろの人の声は前の人に聞こえるけどその逆は思っている以上に声が届かないため、気がついたら横に並んで歩いてしまっていることがあります。追い越しやすれ違いの邪魔にならないよう気配りが必要です。
2 楽しむ
登山は頂上を踏むことだけが楽しいのではなく、その楽しみ方は人それぞれだと思います。テン泊、山岳写真、SNSへの投稿、山ごはん、ファッション、山道具、山野草、バードウォッチング、絵画、山ガールとの出会い…。多くの時間と労力をかけての登山だからこそ欲張って楽しみたい!
僕の場合は、このサイトのための記録取りがそれに当たると思います。計画の段階から始まり登山中、下山後のウェブページの作成までが一連の流れで楽しむことができる。1回の登山で何度も楽しむことができます。もちろん人によっては何の面白みもない作業かもしれませんがやってみると意外に楽しいものですよ!
ウェブサイトを作るとまではいかなくても自身の山行記録をまとめてみてはいかがでしょうか?デジカメさえあればやり方は簡単です。GPS付きのカメラだとなお良しですが、カメラでなくてもスマホなどのカメラ機能で十分です。僕もiPhoneのカメラを使って記録取りからウェブサイトのための写真も撮っています。高性能な一眼レフカメラで撮影したとしてもウェブサイトにのせる際に画質を落とす必要があるのでそこまでのカメラは必要ないのです。
記録取りの方法はいたって簡単!各ポイント(要所)で写真を撮るだけです。どこで写真を撮ったかわかるよう案内板などを撮影するといいでしょう。山行の記録のためなので画質や被写体にこだわる必要はありません。デジカメなどで撮影した写真には撮影日時が記録されますし、GPS機能を有したものであればジオタグといって撮影場所も記録されるので帰宅後写真を確認した際に撮影場所とその時刻がわかるのです。あとは山行ノートを作って時間と場所を書き数枚の思い出の写真を貼るだけでそれなりの山行記録になります。記録にカメラを使い始める前は要所や休憩毎に地図を広げ時間やメモを書き込んでいたのですがこれがなかなか面倒で、また初心者ゆえに現在地の把握も微妙だったのでまともに記録を残せていませんでした。手間を楽しむというのもありますが手間をかけないのが何かを続けるためポイントなのかもしれません。
3 食事
山で摂る食事っていいですよね?山ごはんに憧れている方もいるのではないでしょうか?
僕はもともと山道具が好きで登山を始めたので初めての日帰り登山では何の迷いもなく山頂で道具を広げてお湯を沸かしコーヒーを淹れて飲みました。が、それも最初の1回だけ。たぶん1度やればわかります。日帰り登山にとって山頂はただの折返し地点や通過点であって、どっしりと腰を据えて休む場所ではないと思うんです。山にもよりますが山頂は狭く風が強くて寒いところが多いんですよね。そして何より他にやっている人を見たことがありません。たぶん費用対効果が悪すぎるって知っているんだと思います。安全を考えるのなら早めに下山を開始した方がいいですもんね。それ以来山頂用の缶コーヒーを持って登るようになりました。
食事はもっぱらコンビニおにぎりです。他にも予備食や行動食としてナッツ類や大福などいろいろ持って行きますがどれもだいたいコンビニで調達してます。本音を言えば家族が用意してくれたお弁当を食べたいのですが、登山の日は朝早いのでそれよりさらに早く起きてもらって弁当作ってもらうのも気がひけるし、前夜に作ってもらったのを持っていくのも何だかなぁということで、結果コンビニおにぎりになりました。
食事についてちょっとネガティブなこと書かせてもらってますが、本当は山ごはんデビューしたいんです。そのためにもテン泊デビューしたいなと思ってます。
4 トイレ
山での心配事の一つとしてトイレ問題は外せません。みんなどうしてるんでしょうか?僕は今のところ幸運なことに山で大きい方の便意をもよおしたことがありません。それだけ登山回数が少ないってことでもあるんですが本当どうしてるんですかね?男の小や森林の中とかならまぁわかる気がするんですが森林限界を超えたところってどうしてるんでしょうかね?どのサイトを見てもはっきりと書いてないんです。本音と建前、考えるな感じろってことですかね。山小屋のトイレを利用しましょうとか、携帯トイレを利用して汚物は持ち運びましょうとか書いてたりしますが知りたいのはそこじゃないんですよ。
汚い話になりますが、誰も教えてくれないので自分で一つずつ考えてみます。まずパンツの中に出すのか?これは当然Noです。ということはどこかで用を足すしかありません。ではどこで?樹や岩陰があればもちろん利用させてもらうでしょう。隠れる場所がない場合は?ポンチョで隠す。風でばたつきそうですがないよりはマシそうです。バックパックの影でというのもバックパックが大きければなんとかなるかもしれません。同行者にお願いして隠してもらうのも周囲の状況によってはやむを得ないのかもしれません。どの場合においても水場の近くを避けることや、水に溶けないペーパーは持ち帰る、汚物は10cm程度のところに埋めるというのを忘れてはいけません。それにしてもどの場合もトラウマものですね。2度と山登りをしなくなるかもしれません。そうならないためにも少しでも調子が悪い時には山に登らないよう気をつけましょう。
ちなみにもし山でそういう場面に遭遇してしまったらあなたはどうしますか?相手がやりたくてやっているのではないということぐらいわかるし現場を見たいとも思いませんよね?視線をはずし気がつかないふりをするのではないでしょうか。たぶん逆の立場でも同じなんだと思います。我慢しきれずに事件が起こってしまった場合は下山後も地獄です。私有車ならまだしも公共移動手段だと考えると…。きれいごとだけではやっていけない部分だと思いますので最低限のマナーは守りつつも大自然に後の処理をお任せしてスッキリするのも必要悪かと思います。
以下、正統派サイトと実践サイトの紹介です。参考にしてみてください。
トイレに関する正しい知識を得ることができます。
グランドシートを利用した隠れながらトイレをする方法を写真付きで説明しています。
人として生き抜く術を授けてくれます。
2015年5月24日