山行記録 『円山』

円山の概要

概要

総延長:2.7km(山頂までは1km)

円山は昔,モイワ(小山)と呼ばれたように,頂上付近に岩場がある小さい山で,古くから藻岩山と共に札幌市民に親しまれてきました。(モイワの名は明治になってから隣の藻岩山に移っている。)

自然歩道の方は,大正3年に円山村開拓の功労者である上田万平らによって開かれたのが始まりです。手軽なハイキングコースでありながら,円山山頂まで登ることができます。ルート周辺には樹齢150年ほどになるカツラの大木やミズナラ・セン(ハリギリ)などが見られ,この原始林は藻岩山原始林と共に国の天然記念物に指定されています。また円山のふもとを巡る歩道の一部は湿地のそばを通っています。

『札幌市公園検索システム』(抜粋)2019年6月30日現在

標高

225m

主な登山ルート

  • 八十八ケ所(大師堂)コース
  • 動物園コース
  • 「園内図」円山公園

    リンク

  • 『円山公園』
  • 『札幌市公園検索システム』
  • 登山形態

    ループ

    日程

    2019年6月24日

    ルート

    八十八ケ所(大師堂)コース

    メンバー

    1人

    アクセス

    地図


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    コースタイム

    今シーズン初となる登山。今年はどれから登ろうか、いやそもそも登りたい山に登れるだけの体力はあるのか?だったら近場の低山をと言う訳で、今回は近すぎて行かない山「円山」に行ってみる事にしました。

    駐車場

    どの山に行くときも登山口へのアプローチから帰宅までの行程をWebやガイド本で一通り調べてから行くようにしているのですが、今回は市街地近郊の山。ちょっと油断していました。

    これまで登ってきた山は登山口近くの無料駐車場があるのが当たり前。でも今回は無料の駐車場などあるはずもなく北海道神宮東駐車場(1時間500円)に停めさせてもらいました。

    後で分かったのですが、北海道神宮に参拝すると1時間分無料となり、近くの円山公園駐車場に停めると1日700円で済むそうです。ピークハントが目的なら1時間もかからないので神宮の駐車場、ぐるっとゆっくり回りたいなら円山公園駐車場がお勧めとなるようです。

    登山口〜山頂〜登山口

    円山八十八カ所登山口

    街側の駐車場出入口から出たのが運の尽き。登山口を探して10分近く無駄にしてしまいました。動物園側の出入口からなら登山口は目の前!

    八十八ヶ所入口の目印は図の看板。少し上ったところに大師堂というお堂がありますのでこれを知っていれば僕みたいに迷うこともないでしょう。


    円山登山道の石仏

    10時17分登山開始

    登り始めて目に付くのは数々の石仏です。当初僕の前を歩いていた方は石仏の前でその都度足を止めて拝んでいたようですが、僕はこの後別の山に登るという予定があったので足を止めず会釈だけして歩を進めました。

    道は札幌市の自然歩道と言うだけあって、とてもよく整備されていて歩きやすく頂上までの距離は1km程度、標高差も200mほどなので30分かからずに登頂しました。途中野鳥のさえずりが聴こえ草木の種類も豊富にあったのでそれらに興味がある方はさらに時間が掛かるのでしょうね。


    円山山頂からのパノラマ

    10時41分山頂到着

    30分弱という短時間ではありましたが途中に御高齢の方から園児位の子どもまで15人ほどお会いしました。平日の北海道の山としてはそこそこの混み具合だと思います。やはり人気の山なんですね!

    山頂からは札幌の街を一望出来ます。山頂スペースはあまり広くありませんが、サクッと登れる山なので長居する人も少なく狭くても問題ないのでしょう。

    山頂で写真撮影を済ませ円山1周のため反対方向に下山開始

    ここ最近札幌市街地付近での熊の目撃情報が増えているのですが、下山中にかなり近場から大型動物のものと思われる雄叫びが…しかも獣臭い

    ビクビクしながら歩を進めると登山道脇に動物園のフェンスが出現。先程のは円山動物園内からの声だったようです。地図をきちんと見ていればすぐに気付いたと思うのですが、市街地横の低山だと思いまともに地図も見ていませんでした。

    円山の木道

    フェンス沿いの平坦な道を進むと木道が現れました。木道は比較的新しい様でとてもキレイで道幅も広く気持ち良く歩けました。木道を終えるとスタート地点の大師堂前。以上で円山ぐるっと1周山行は終了です。


    北海道神宮内六花亭の判官さま

    その後北海道神宮で参拝を済ませ神宮内の六花亭で自分へのご褒美の「判官さま」を頂き、本日第1部の山行を締めました。


    2019年7月8日