山行記録 『ホロホロ山』
概要 |
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標高 |
1,322m |
主な登山ルート |
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登山形態 |
ピストン |
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日程 |
2016年10月8日 |
ルート |
白老コース 標高差:692m |
メンバー |
2名(姉弟) |
アクセス |
マイカー |
地図 |
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リンク |
登ろういぶりの山 山登りまち巡りガイド-ホロホロ山- | 胆振総合振興局産業振興部商工労働観光課 |
コースタイム
- 10時36分:登山口発
- 10時42分:オッカヨ(若い男)の沢
- 10時50分:1合目
- 11時01分:ウムレク(夫婦)の松
- 11時04分:ピリカ(乙女)の沢
- 11時18分:4・5合目
- 11時32分:ホクサッペ(後家)の松
- 11時40分:ヌペルーラン(涙坂)
- 11時55分:マチャッペ(男やもめ)の松
- 12時02分:7合目 タツニタイ(白樺)見晴台
- 12時23分:9合目 カンナリ(かみなり)のかんば
- 12時40分:ホロホロ山山頂着
- 13時00分:ホロホロ山山頂発
- 13時28分:7合目 タツニタイ(白樺)見晴台
- 13時35分:マチャッペ(男やもめ)の松
- 13時42分:ヌペルーラン(涙坂)
- 14時00分:4・5合目
- 14時14分:ウムレク(夫婦)の松
- 14時25分:1合目
- 14時35分:オッカヨ(若い男)の沢
- 14時40分:登山口発
登山口までの道
なぜか今年になって山登りに興味を持ち始めた姉を誘って今年最後になるであろう登山へ。
山は我が心の故郷白老町の「ホロホロ山」です。ホロホロ山に初めて登ったのは小学校3年生の時。町が主催するサマーキャンプのイベントの一つでした。小学生でもそれほど苦労なく登れた記憶があったので登山を始めたばかりの姉でも行けるだろうと思ってホロホロ山に決定!
比較的難易度の低い登山ではありますが非常時を思いツェルトやエマージェンシーシート、そして姉が「頂上でカップラーメンを食べるのが夢なの(≧∇≦)」と言っていたのでケトルとストーブ、ガスを持って準備もOKです。
白老町側からホロホロ山へは白老町と旧大滝村を結ぶ道道86号線を走るのですが海岸沿いの国道36号線から20キロ以上走ることになります。登山道入り口の数キロ手前に広い駐車場を備えたトイレがあります。登山口付近や登山道にトイレはないのでここで最後の用を足しておくことをオススメします。
道道86号を突き進むと道路脇に登山道入口の看板が現れます。小さいので見落とさないでください。実際の入口は看板が設置してある車線の反対側です。
登山道入口を通過すると登山口までの約4.5kmの不整地を進みます。途中何度も車の底を擦る「ゴリッ」「ガリッ」という音が聞こえヒヤヒヤしました。ちなみに昨年のゴールデンウィークにも一度登ろうとしたのですが、その時は残雪が多く登山道入口から1kmも進まないうちに引き返すことになりました。
慎重に車を進めること30分ほどで登山口に到着。ここには車が6~7台停められそうな駐車場があります。この日は天候に恵まれなかったためか先客は2組だけでした。
登山口〜山頂
駐車場でパパッと登山の準備を済ませ姉に登山届けを記入してもらっている間に撮影を済ませいざ出発!
5分ほど歩くと最初の見所(?)『オッカヨの沢』が現れました。風景はもちろん良かったのですが驚いたのはその看板です。通常はあっても木の看板だと思うのですが、ここは山頂までの各ポイントの看板が御影石でできているんです。すげ〜っす!
コースは1合目付近までは沢を渡ったり急登だったりと予想外の道が続きましたがそれもほんの少しの間だけです。道はよく手入れされていて道幅は1~1.5m程もあり歩きやすい。ただ前日は雨だったためぬかるんでいるところも多々あり滑りやすく注意が必要でした。
歩き始めて30分ほど経った頃あることを思い出しました。昨夜仕事で帰りが遅くなったため当日の朝に急いで登山準備をしたのですがストーブに火をつけるためのライターが見つかりませんでした。でもまぁ姉が喫煙者ということもあってその点は大丈夫だと思っていたのですが一向にタバコを吸う気配がない。心配になって「ライター持ってきてるよねぇ?」と聞いたら「持ってきてないよ!タバコ控えてるんだ」とまさかの返答(-.-;) というわけで姉の念願だった頂上でカップラーメン計画もなくなり温かいものが口にできないことがわかり姉弟揃ってテンションだだ下がり。大した打ち合わせもなく荷物を相手に期待した自分を恨み至極反省しました。
雲に囲まれていたせいで頂上まで特にこれと言ったイベントもなく到着。天候に恵まれモノの準備をきちんとしていれば7合目のタツニタイ見晴台で眺望を楽しみながら温かいコーヒーを飲みながら休憩ということもできたのでしょうが…
ホロホロ山山頂
出発から2回の休憩を挟み約2時間で頂上に到着
頂上からはすぐそばの徳舜瞥山すら見えず風もそこそこ強い。風で倒れそうになるカメラ(iPhone)を見て笑いながらの記念撮影。その後、寒さをしのぐため窪地に入って冷えたおにぎりとドーナツで腹ごしらえです。
子供の時は喧嘩ばかりしていて、まさか姉弟2人だけで山に登るなんて考えたこともなかった。でも2人で登れてほんと良かった!次に繋がるそんな山行でした。
下りは約1時間40分
途中ぬかるみに足を取られ尻餅をつき「やだぁもう〜」と言う姉の声を2度聞いて無事下山
そんな姉の足元はL.L.Beanのビーン•ブーツ。アウトドアだけどちょっと違う。登山靴の重要さを話しながら無事帰路につきました。
2016年10月24日