山行記録 『黄金山』
概要 |
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標高 |
739.1m |
主な登山ルート |
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リンク |
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登山形態 |
ピストン |
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日程 |
2019年7月22日 |
ルート |
新道コース 標高差:543m |
メンバー |
1人 |
アクセス |
車 |
地図 |
概要 |
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標高 |
739.1m |
主な登山ルート |
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リンク |
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登山形態 |
ピストン |
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日程 |
2019年7月22日 |
ルート |
新道コース 標高差:543m |
メンバー |
1人 |
アクセス |
車 |
地図 |
はじまり
毎年お盆に札幌からオロロンラインを通って道北に墓参りに行っているのですが、数年前浜益のキャンプ場付近を通った時に富士山の超縮小版のような特徴的な山を発見しまして…、調べてみたところ「黄金山(こがねやま)」だということが判明しました。
ネットで詳細を調べてみると山頂付近は危険を伴うとか、人によっては怖くて山頂の直前でギブアップしてしまうというネガティブな結果がいくつか出てきて、気になる山ではあるけれど僕も高所はどちらかというと苦手なので避けていました。が、昨年一緒に羊蹄を登った友人のお気に入りの山らしくお勧めもされたので、それではということで代休を利用してソロ山に行ってきました。
登山口までの道
登山口までは札幌中心部から車で約1時間半
浜益と滝川を結ぶ国道451号線が現れたら日本海沿いのオロロンラインを右に折れ滝川方面に進みます。5キロほど進んで「実田橋」という橋を超えた直後の左側に登山口の看板が現れます。そこそこ大きい看板なのですが僕はこれを見過ごして直進してしまいました(^^;;
登山口案内の看板から未舗装路を4キロ走ると登山口です。登山口付近はそれまで走ってきた道路とは一転して、広い駐車スペースと綺麗なトイレがありました。期待していなかっただけに嬉しいです。
登山口〜山頂
登山口横の登山ポスト内入山者名簿に必要事項を記入。名簿を見る限り僕以前に登った方は下山済で現在誰も山には入っていないようです。不安もあるけど山を独占できる喜びの方が上でテンションも上がってきました^ ^
始めは緩やかな登り。一部を除いて広く歩きやすい道が続きます。
準備運動程度に15分ほど歩くと新道と旧道の分かれ道にぶつかりました。事前情報で旧道には危険箇所があることがわかっていたので迷わず新道へ。分岐のすぐ脇に水場があったので手と顔を洗い、飲料適か分からなかったけど一口だけいただいて先に進みました。(ちょっと泥くさかった気が…)
少し進むとガレ場が出現。このまましばらく続くのか?と思いきや50mも続かず元の土の道へ
登山口から1.5km程で急登の始まりを示すかのようなハシゴがあらわれました。実際ここから体力的に結構きつくなります。とは言ってもこれ以降のほぼ全区間で補助のロープが張られているので安心して登ることが出来ます。当初は「他人の手は借りない!」とロープを使わずにいたのですが、一人で黙々と登っていると心の声が「この登山道は誰が作ったと思ってるんだ?」「階段は誰が維持管理してくれてるんだ?」と強めに聞こえてきたのでそれ以降は有り難くロープを使わせていただきました。いつもながら登山道を維持管理している方々に感謝です。
さて本筋に戻りまして、急登は続きますが元々標高が低い山ですので10分強頑張れば落ち着き、頂上目前の旧道との合流点に着きます。ここまで来たらあと少し!あと少しなのですがここから黄金山の本領発揮です。
頂上直下の断崖絶壁、ルート上の斜めの大岩などなどネットで調べた通りの様相です。結論から言うと、この日は天気が良く岩が乾いていて風も弱かったので恐怖を感じる事はありませんでした。確かに岩が雨で濡れていて風が強かったら、ましてや雪山シーズンで周辺の樹が雪で埋もれていたらと思うとここで引き返すのが賢明かもしれません。
偽ピークの存在を知ってはいましたが、いかにも的な岩山をピークと間違い荷を下ろして記念撮影の準備を開始。岩以外何も無いので「岩だらけで頂上の看板とか立てられなかったのかなぁ」などとアホな事を考えていたら、横に草木に覆われた本物のピークを発見!「偽ピークの方が頂上っぽいじゃん!」と思いながらもすぐにそちらに移って撮影開始
山頂
頂上は意外に広く樹木もあるので風を避けて湯沸かしくらい出来そうです。僕は偽ピークに荷物を置いて来てしまったで休憩はせず撮影のみです。登山口ではスマホの電波が無かったので電池が無駄に減らないよう機内モードにして登山をしていたのですが、遮蔽物の無いここならいけるのではと思い機内モードを解除。予想通り電波を拾ったので家族に登頂報告をして、流れでSNSやメールチェックを始めちゃいました。ここまで来て何をやっているのかとふと我に帰り下山開始です。
山頂〜登山口
登りではあまりお世話にならなかったロープも下りではかなり使わせて頂きました。怖くて後傾気味になってしまうので足は滑るし、ポールが上手く噛まないんですよね。分かってはいてもビビって腰が引けちゃうので、安全第一で両手両脚4足歩行です。登りより気を遣いました。
とは言っても重力に従っていれば身体は進みます。運動不足のため膝はガクガクでしたが、あっという間に登山口に到着です。途中すれ違ったのは帰りの登山口付近の1組のみ。静かな山行で怖くも有りましたが山を独り占め出来て良い思い出になりました。
2019年7月22日